一応言っておきます。この程度のアンプであれば、IC-705で押して50W出力で免許がとれます。IC-910DやIC-9700のファイナルの最大コレクタ損失と大差はありませんから。このアンプで200WでFT8の運用を続けたら、直ぐにファイナルが飛んでしまいます。昭和の430MHz帯のリニアアンプなんて、デバイスの実力ギリギリで使っていますから、今の令和の価値観だと、100Wのリニアアンプと変わりません。それの出力を半分にして使っているのが、IC-910DやIC-9700の日本仕様ってことですからね。
メルカリで、ING Corporation リニアアンプ MODEL 43B200 のジャンク品を手に入れました。電源コードがないとの理由で動作未確認品ですが、ケースを開けた限りでは、これは動くと判断できます。
回路構成はTONOの4E-200Zと同等で、リニアアンプのRF基板はコピーじゃないかと思える程に似ています。どっちがコピーなのか、どっちがOEMなのかはわかりませんが・・・
430MHz用で、アンプユニットは、[2SC2905 x 1] + [2SC2905 x 4] の2段ストレートアンプの構成なので、出力は200Wでしょう。コレクタ電圧は不明ですが、+13.8Vだと思われます。
プリアンプはキャビティータイプが内臓されていますので、TONOの4E-200Zより。優秀(お金がかかっています)です。
15V 50A連続位で使えそうな重くて大きなトランスが内蔵されており、リニアアンプの総重量としては、東ハイのHL-1K(4X150A x 2 の玉のヤツ)位の重さがあります。
部屋まで運んだら、腰が痛い・・・ ちょっと痛めたっぽい・・・
韓国なら430MHz帯の200Wは免許されます。が!、この重さだと持っていくのが無理に近い・・・
[2SC2905 x 1] + [2SC2905 x 4]のアンプユニットだけを箱に入れて、+12Vで駆動するリニアアンプにしてIC-705で押せば、韓国の移動局として出力100Wでなら免許されそうです。
船で行けばポタ電を持っていけるので、釜山から430MHz 100Wなら、JA6, JA4エリアが常時狙えるはずです。
けっこうシビアなんですよ。アンテナが λ/2×10段 の同軸コーリニアだと、壱岐島からだと430MHzFM 50W でJA6本土は余裕なのに、対馬からだと 430MHzFM 50W でJA6本土が繋がらないところがけっこうあります。聞こえていても、QRZしか返ってこないのです。
韓国の釜山からだと、JA6側が待ちかまえていてくれないと、430MHzFM 50W でJA6本土とQSOできないかもしれません。釜山に行って、JA向けに 430MHzのベストロケ を探している程、時間があるわけではありませんし、正攻法は 430MHzFM 100W でJA6, JA4エリアを狙うってことになります。
JA1, 2, 3エリアと違って、JA6, JA4の430MHz SSBなんて閑古鳥が鳴いてますからね。夜のDXが聞こえてくる時間帯でないと、ビーム持ちはワッチしていないですから・・・
とにかく、430MHz帯のリニアアンプの素は手に入りました。もし、アンプの2SC2905が全部飛んでいたとしても、40年前に1つ1,000円で叩き売られていた2SC2905を幾つもストックしたままですので、交換すればリニアアンプとして復活できます。というより、アンプユニットは基盤の状態をチェックする限りでは、壊れていないと思いますけどね・・・
これから430MHz帯の EME, 海外運用用に500W級のリニアアンプを用意したい方は、50V系の LDMOS-FET を使ったリニアアンプを探した方がよいでしょう。
お探しの方は、BLF574, MRF300 (144MHzまで) で探してみてください。但し、リニアアンプは詐欺サイトが多いですから、十分にご注意ください。代金を決済する際は、サイトのアドレスを十分にチェックすることを忘れないでください。日本語サイトなのにアドレスが海外の場合は、要注意ですよ。
ING Corporation リニアアンプ MODEL 43B200
リニアアンプ

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